Sunの省エネサーバ導入で、電力会社がリベート

カリフォルニア州の電力会社がデータセンター向けにリベートを提供する。

» 2006年08月17日 07時21分 公開
[ITmedia]

 米Sun MicrosystemsとPacific Gas and Electric Company(PG&E)は8月15日、共同でコンピュータサーバの購入に対するリベートプログラムを提供すると発表した。

 PG&Eは米国最大規模の天然ガスおよび電力供給会社で、カリフォルニア州で35万社の企業を顧客としている。同社はNon Residential Retrofit Programという取り組みにより、省エネルギーに積極的な企業に対してリベートを提供しているが、Sun Fire T1000とT2000がこの取り組みに対応するサーバに選定された。両社によれば、このサーバは競合システムよりもエネルギー効率が3〜5倍高く、設置スペースは少ないという。

 同プログラム対応サーバにリプレースすると、サーバ1台当たり700〜1000ドルがキャッシュバックされるか、35%割引になる。

 「当社はデータセンターに向けて、総合的なエネルギー効率化手段を提供することにコミットしており、効率的なコンピューティング装置を当社のポートフォリオに組み込むことをうれしく思っている」とPG&Eの上級副社長兼最高顧客責任者であるヘレン・バート氏は述べている。

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