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» 2006年08月29日 08時00分 公開

ブログ編集ツール“Windows Live Writer”はシッククライアントにこだわる (1/2)

複数のブログサービスに対応するWYSIWYG形式のブログエディタWindows Live Writerは、「シッククライアントソフトウェアと各種オンラインサービスを連携させる」というMicrosoft戦略の表れだ。

[Matt Rosoff,Directions on Microsoft]
Directions on Microsoft 日本語版

 Microsoftの「Windows Live Writer」は複数のブログサービスに対応するWYSIWYG形式の無料のブログエディタだ。このツールを使えば、ユーザーはオフライン時も含め、ブログエントリをこれまでよりも容易に作成、編集できる。またこのツールは、「各種のオンラインサービスを推進しながら、同時に、そうしたサービスと連携するデスクトップソフトウェアの有用性を促進する」というMicrosoftの戦略を示す最新の一例と言える。

競合のブログサービスをサポート

 Windows Live Writerは、ブログエントリをシンプルな方法で作成、編集、ポストするためのダウンロードタイプの無料のデスクトップアプリケーションだ。2006年8月にβ版がリリースされた。同ツールはMicrosoftのWindows Live Spacesブログサービスだけでなく、MetaweblogまたはMovable Type APIをサポートするあらゆるブログサービスに対応するため、GoogleのBloggerのほか、LiveJournalやTypePad、WordPressといった各種の人気ブログサービスもサポートされる。

 Windows Live Writerのセットアップ時にブログのURLを入力すると、画面には、すべての設定項目(背景色、書式設定など)を含む、空のエントリが表示される。また、Windows Live WriterとともにWindows Live Toolbarをインストールすれば、Internet Explorerに「Blog Me」ボタンを追加できる。Webページを閲覧中にこのボタンをクリックすれば、Windows Live Writerにより、そのWebページへのリンクを含む新しいブログエントリが開かれる。

 Windows Live Writerで作成したエントリはアプリケーション内でもオンライン表示時と全く同様に表示され、また、画面上部のボタンを使えば、テキストの書式設定の変更やリンクの挿入も簡単に実行できる。そのため、ユーザーはHTMLを理解できなくても困ることはない。ただし、Windows Live Writerで作成されたHTMLは非常にクリーンなため、Windows Live WriterのHTML閲覧モードで簡単に編集できる。

 さらにWindows Live Writerには、ハードドライブや別のWebページから写真を挿入したり、MicrosoftのWindows Live Localサービスから地図を挿入したりするためのダイアログボックスが含まれる。また、開発者はSDKを使って同アプリケーションを拡張することも可能だ。例えば、Windows Live Writerを拡張して、ユーザーがブログエントリにビデオファイルを埋め込めるようにもできる。あるいは、ブログ追跡サービス(Technoratiなど)を追加すれば、ユーザーは自分のエントリをタグ付けできる。

 作成したエントリは、クリック1つでアップロードできる。いったんポストしてからも、そのエントリは編集して再ポストできる。ただし、アクセスできるのはWindows Live Writerで作成されたブログエントリのみだ。

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