SAPジャパン、中堅中小企業向けに初期コストを抑えたERP導入キットを発表

SAPジャパンは、中堅中小市場ニーズの高まりを受け、はじめてERPの導入を検討する企業向けに「SAP ファースト・ステップ・キット」キャンペーンを、年内限定で実施すると発表した。

» 2006年08月30日 17時32分 公開
[ITmedia]

 SAPジャパンは8月30日、中堅中小市場ニーズの高まりを受け、はじめてERPの導入を検討する企業向けに「SAP ファースト・ステップ・キット」キャンペーンを、年内限定で実施すると発表した。

 同キャンペーンは、顧客が手軽に、かつ将来の拡張性も踏まえて、短期間でERPを導入するために、ソフトウェアライセンス、導入コンサルティングおよびPCサーバを含んだ基本導入キットを、SAPジャパンのパートナーが提供するものとなっている。第1弾として、300万円、500万円、1980万円を中心とした価格帯で、アイ・ピー・エス、NECネクサソリューションズ、日立情報システムズから順次提供される。

 同キャンペーンでパートナー各社より提供される導入キットは、あらかじめ定義された業務範囲について自動設定されたシステムや、従来の豊富な導入経験を生かした簡易導入のノウハウとサポートツールがパッケージ化されている。

 各キットは定額で、導入コストの内訳も明らか。「総コストが分かりづらい」という声にも応える形になっている。また、購入前にデモの形で本番稼働を想定した状態を確認できるため、業務プロセスの流れなどを実際に見て、安心して購入できるとしている。

 なお、正式な提供価格や時期は各パートナーから発表される。

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