ソフトイーサ、PacketiX VPNの管理を容易にするツールを無償提供

ソフトイーサは、「PacketiX VPN 2.0」のシステム管理者用拡張パック「PacketiX VPN 2.0 Administration Pack」の提供を開始した。

» 2006年09月07日 10時48分 公開
[ITmedia]

 ソフトイーサは9月7日、VPNソフト「PacketiX VPN 2.0」のシステム管理者用拡張パック「PacketiX VPN 2.0 Administration Pack」をリリースした。同製品は、PacketiX VPN Server 2.0 Enterprise Editionの一部として、無料で提供される。

 Administration Packは、PacketiX VPNを企業で利用するユーザー向けに、VPNクライアントのインストールや管理作業を容易にするツールをまとめた製品。「VPNクライアント 簡易インストーラ作成キット」「VPNクライアント Webインストーラ作成キット」「PacketiX VPN Server SDK for .NET 2.0」の3つで構成される。

Webページ上のインストーラをクリックすると自動的にクライアントのインストール作業が実行される

 VPNクライアント 簡易インストーラ作成キットは文字通り、ユーザーのPCにVPNクライアント(PacketiX VPN Client)を配布するためのツール。Webインストーラ作成キットでは、管理者が社内のWebサーバにVPNサーバへの接続設定情報を含めて必要なインストールファイルをアップロードしておき、ユーザーにURLを通知、ダウンロードさせるだけでインストールとVPN接続が完了する。

 PacketiX VPN Server SDK for.NET 2.0は、VPNサーバや仮想HUBを自動コントロールするDLL形式のライブラリで、.NET Framework 2.0に対応したAPIを提供する。管理者がC#.netやVB.netなどでプログラムを作成すれば、関数を呼び出す形で仮想HUBやユーザーの作成/削除、サーバの動作状況の監視といった管理作業が実行できる。これにより、大量のユーザー作成などの設定を自動的に行えるようになる。

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