プラネックス、ソフトイーサを採用したインターネットVPNサービス

プラネックスコミュニケーションズは、同社のポータルサービス「CyberGate」において、ソフトイーサのPacketiX VPNを利用したインターネットVPN接続サービスのβ版サービスを開始した。

» 2006年08月03日 17時12分 公開
[ITmedia]

 プラネックスコミュニケーションズは、同社が運営するポータルサービス「CyberGate」においてVPN接続サービス「CyberGate -SecureAccess-」(以下、CGSA)のβサービスを8月から開始した。

 CGSAの特徴は、ソフトイーサのVPNソフトウェア「PacketiX VPN 2.0」の機能を使ってASPサービスを提供していること。専用機器やNATなどの複雑な設定を必要とせず、インターネット経由で職場内や家庭内のLAN上にあるPCにリモートアクセスできる。さらに、レイヤ2でのブリッジ接続による拠点LAN間のVPN接続も可能な点が本サービスの長所となっている。ユーザーは、PacketiX VPNの機能をサービスとして利用することで、VPNサーバのインストールや運用を行う必要がない。


 サービスを利用するには、CyberGateおよびCGSAサービスの登録を行い、サービス管理者から提供される設定ファイルとクライアントツール(PacketiX VPN Client)をダウンロードし、インストールする。対応OSは、Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003などのWindows OSのみ。登録後、CyberGateのシステム上にあるPacketiX VPN Server 2.0内に仮想HUB(グループ)が作成され、Web上の管理メニューから仮想HUBの利用状況、接続ユーザーやセッションの情報などを確認できる。クライアントと仮想HUBとの間は、IPでの直接接続、HTTPプロキシサーバ経由、SOCKSプロキシサーバ経由の3通りの接続となる。

 CGSAの利用料金は、βサービス期間中は無料となる。個人向け、SOHO向けの2つのプランが用意され、個人プランでは2ユーザーまでの仮想HUBが最大5グループ、SOHOプランでは5、10、15、20ユーザーまでの仮想HUBが最大10グループ利用できる。

 正式なサービスインは9月初旬の予定。法人向けプランについては、正式サービス開始後に提供するという。

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