Mozilla Foundationは9月14日、複数の脆弱性を修正した「Firefox 1.5.0.7」と「Thunderbird 1.5.0.7」をリリースした。
Mozilla Foundationは9月14日、オープンソースのWebブラウザ「Firefox」の最新バージョンとなる「Firefox 1.5.0.7」をリリースした。同時に、メーラーの「Thunderbird 1.5.0.7」もリリースされている。
いずれも「緊急」のセキュリティホールを含んだ、複数の脆弱性を修正するセキュリティフィックスであり、早期のアップデートが望ましい。
Mozilla Foundationの情報によると、バージョン1.5.0.7では安定性の向上やいくつかのバグフィックスが施されたほか、7種類の脆弱性が修正された。中には、メモリ破損により、クラッシュや任意のコード実行につながる可能性のある脆弱性(2006-64)やRSA署名の偽装を許す脆弱性(2006-60)など、危険性の高い問題が含まれている。
Firefox最新版はMozilla JapanのWebサイト、もしくは自動アップデート機能を通じて入手できる。
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