ブランクパネルを使ってラックの冷却効率を改善するホワイトペーパー

データセンター内の冷却を適切に行っているにも関わらず、ラック内の温度が上昇してしまうことがある。その原因の1つがラックへの高温排気の還流だ。その改善方法は?

» 2006年09月20日 11時10分 公開
[ITmedia]

 ラックに搭載されたIT機器を冷却するには、データセンター(およびサーバルーム)内の空気を吸い込んで冷やす空冷方式が一般的だ。その場合、ラックから排出された高温の空気が還流しないようにしなければならない。このような現象が生じる原因は複数ある。

 例えば、ラック内に未使用のスペースがあるとエアフローが乱れてしまい、高温の排気がIT機器の空気吸入口に還流する可能性がある。この場合には、ブランクパネルの設置が必要となる。また、ラックの周囲にあるモニターやドアなどが換気の障害になっていることもある。この場合は液晶モニターを使うようにしたり、十分な通気孔が空いているドアに変更するなどの処置が必要だ。

 ここでは、ラック内の加熱の原因がなぜ発生するのかを説明し、その対策について解説する。さらに、ブランクパネルを用いた効果的な対処方法について詳しく説明する。

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