マクニカネットワークス、Webアプリケーションのためのファイアウォール新製品を発売

マクニカネットワークスは、従来のファイアウォールおよび侵入防御システム(IPS)では防ぐことのできないWebアプリケーションレベルの攻撃に対して効果を発揮するセキュリティアプライアンス製品を発売する。

» 2006年09月28日 12時11分 公開
[ITmedia]

 マクニカネットワークスは、Citrix SystemsのWebアプリケーションファイアウォール製品「Citrix Application Firewall モデル7000/12000」を2006年10月2日より販売開始する。

 Citrix Application Firewall 7000/12000は、企業のホームページやショッピングサイトなどで利用されているWebアプリケーションの脆弱性をついて、個人情報漏えいやWebページの改ざんといった被害を引き起こすSQLインジェクションなどの攻撃を防ぐ「Webアプリケーションファイアウォール(WAF)」。従来のファイアウォールおよび侵入防御システム(IPS)では防御することのできないWebアプリケーションレベルの攻撃に対して効果を発揮する強固なセキュリティアプライアンス。

 Webアプリケーションへの正常なアクセス方法を記憶し、それに合致するトラフィックのみを許可するといった技術によって、個々のWebシステムに合ったセキュリティを保つことが可能。また暗号化された通信を含む双方向の通信すべてをDeep Stream Inspectionという独自技術で分析、Cookie情報やセッションID、パラメーターの値などの一貫性を自動的にチェックし、Webアプリケーションレイヤーのセキュリティを高めることができる。さらに、個人情報を保護する機能を搭載しているため、クレジットカード番号や社会保障番号などのような個人情報が不正に漏えいすることも防げる。管理機能においても、複数のWebアプリケーションを同一筐体で管理、運用することができ、Webアプリケーション毎の機能選択やアラートメッセージ、ログの管理が行える。

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