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» 2006年09月29日 07時00分 公開

iPod追撃のシナリオ、Zuneはシェア2位でも成功か (2/3)

[Matt Rosoff,Directions on Microsoft]
Directions on Microsoft 日本語版

XboxやMedia Centerとの接続

 Zuneはほかの携帯音楽プレーヤーと同じように、USBコネクタ経由でXbox 360に楽曲をストリーミング送信でき、Zune MarketplaceはXbox Live Marketplaceと同じMicrosoftポイントを使用する。だが、エンターテインメント担当副社長のBryan Lee氏は、これらの製品がより高度に連携するようになると強調している。

 ありそうな1つのシナリオとして、Xbox Live Marketplaceからダウンロードされたコンテンツ(おそらく、単純なゲームなども含む)をZuneに取り込めるようになることが考えられる。

 Zuneと、Windowsの一部バージョンで提供されるMedia Centerインタフェースとの連携も向上する可能性がある。例えば、サードパーティのPortable Media Centerデバイスとは違って、最初のZuneデバイスは、Media Center PCで録画されたTV番組を再生できないからだ。

Zuneからのストリーミング配信

 Zuneの詳細を発表した際、Zuneチームのメンバーは、新しい音楽の発見の手助けと、Zuneユーザーのコミュニティ作りを重要な目標として掲げた。だが、Zune間の無線転送機能のほかには、Zuneデバイスにもソフトウェアにも、これらの目標をサポートする機能はまだない。

 将来提供される可能性がある機能としては、ZuneからZuneに音楽を(転送するのではなく)ストリーミング配信する機能、Zuneクライアントでの推薦エンジン(例えば、「U2の最新アルバムが好きなら、Coldplayもいかがですか?」といったメッセージを表示するなど)、Zuneクライアント内から友人のWindows Live Messengerセッションに参加し、音楽を勧めたり、オーディオサンプルの交換やストリーミング送信を行ったりできる機能などがある。

携帯電話メーカーへのライセンスに壁

 Zuneマーケティング担当ゼネラルマネジャーのChris Stephenson氏は、MicrosoftはZuneソフトウェアを携帯電話メーカーにライセンスすることを検討していると述べている。だが、AppleのMotorolaとの契約は目立った成果をあげていない。MotorolaのiTunes対応携帯電話は最大100曲しか保存できないためだ。これは、ユーザーが携帯経由で自社のストアから音楽を購入することを望む携帯電話キャリアから、横槍が入ったためと報じられている。

 Microsoftが携帯電話メーカーへのライセンスを成功させるには、そうした制限が緩和されるようにすべての関係者を説得しなければならないだろう。

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