MS、デスクトップ管理のDesktopStandardを買収

米Microsoftが新たな動きを見せた。買収された米DesktopStandardは、これまでにもMSのGroup Policyベースの製品を提供している。

» 2006年10月03日 11時41分 公開
[ITmedia]

 デスクトップ管理製品を手掛ける米DesktopStandardは10月2日、米Microsoftによって買収されたことを明らかにした。買収額は明らかにされていない。

 DesktopStandardは、Microsoftの「Group Policy」をベースにしたデスクトップ管理製品を提供している。「DesktopStandardの製品は既にMicrosoft Group Policyとシームレスに統合されており、Microsoft技術を完全に補完する」とMicrosoftのWindowsエンタープライズ管理部門ジェネラルマネジャー、ラリー・オレックリン氏は発表文で述べている。

 DesktopStandardはMicrosoftの完全子会社となり、同社の技術はMicrosoftに移る。顧客は引き続きDesktopStandardの製品を購入できるが、Microsoftは「PolicyMaker Application Security」は取得せず、同製品はDesktopStandardの元子会社のBeyondTrust Corporationからのみ提供される。

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