古いバージョンのOSやWebブラウザで128ビット暗号化通信を可能にするホワイトペーパー

SSLは電子商取引でセキュリティを確保するために暗号化技術だ。しかし、古いバージョンのOSやWebブラウザを使っていると、128ビット暗号化ができないという不都合があり問題となっていた。どうすればよいのか。

» 2006年10月06日 09時45分 公開
[ITmedia]

 SSL(Secure Sockets Layer)は、電子商取引サイトや個人情報を含む機密情報を扱うサイトで必ず使われている暗号化技術である。暗号化強度には40/56/128ビットがよく使われているが、古いバージョンのOSやWebブラウザを使っている場合、十分な強度を持つ128ビット暗号化を使用することができないという問題点があった。これを解消するのが、SGC(Server-gated cryptography)だ。

 SGCはMicrosoftとNetscape Communicationsが共同開発した技術で、Internet Explorer 4.0のような古いバージョンのWebブラウザでも128ビット暗号化通信を可能にする。SGCを使えば、いったん40ビットまたは56ビットのSSL暗号化で接続し、自動的に128ビットのSSL暗号化通信に移行することができるようになる。

 ここでは、SSLおよびSGCの仕組みと機能、暗号化強度のテスト結果などを紹介する。

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