福岡ソフトバンクホークスの顧客のメールアドレス590件が、操作ミスにより案内メールのTo欄に記載されてしまった。
福岡ソフトバンクホークスマーケティングは10月19日、操作上のミスにより、顧客のメールアドレス590件が流出したことを明らかにした。
流出が発生したのは10月14日16時ごろ。チケットレスサービスの担当者から、「【重要】POチケットについて」と題する顧客向けの案内メールを配信する際に、すべてのメールアドレスを「To」欄に記載して送信してしまった。なお、メールアドレス以外の住所や氏名、カード情報や購入履歴などの情報は含まれていないという。
同社によると、「本来ならば受信者のアドレスはBCC欄に記載し、ほかのお客さまからは確認できないようにしなければならないところ、誤操作により」To欄に記載してしまったという。メール一斉配信専用のツールやメーリングリストなどは使われていなかった模様だ。
同社は再発防止に向け、メール配信業務全般の見直しを行うとともに、改めて個人情報の取り扱いに関する教育を徹底するとしている。
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