野村総研、開発基盤を機能強化した「オブジェクトワークス」新版を発売

野村総研は、メインフレーム時代からの同社システム開発技術の粋を結集させた「オブジェクトワークス」の最新版をリリースした。

» 2006年10月26日 19時19分 公開
[ITmedia]

 野村総合研究所は10月25日、オープン環境でのミッションクリティカルな基幹系システムの統合を可能にする次世代ITプラットフォーム「オブジェクトワークス R8.0」を発売した。企業システムの開発標準・開発統制をサポートする「開発基盤」を機能を強化させている。

 オブジェクトワークス R8.0では、テストケースの生成や自動実行によるソフトウェア品質や開発生産性の向上させた。また、実行結果(証跡)の自動保存や比較機能により、システム開発プロセスの可視化と管理を行え、マネジメント効率の向上や開発統制の推進に貢献するという。

 主な新機能としては、プレゼンテーションロジック開発の際の単体テストケースの作成やテスト実行、証跡の保存や検証、過去のテスト結果との比較を機能を追加した。また、ビジネスロジックの開発では、単体テストに必要な工程を自動的に行う機能プログラム作成や結果の検証を支援する機能を強化している。

 このほか、マルチチャネル基盤のベースコンポーネント「オブジェクトワークス/Mobile」では、既存のグループウェアと携帯電話との連携機能を強化させた。メールやスケジュール、アドレス帳データをシームレスに活用できるという。

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