NEC、Adobe Flex 2採用のProcessDirector/計画策定機能」を発売

業界初のAdobe Flex 2採用より、Web上でプロジェクトの計画策定や実績管理が簡単にできるようになった。

» 2006年10月31日 10時06分 公開
[ITmedia]

 日本電気(NEC)は10月30日、業界で初めてAdobeの「Adobe Flex 2」を採用したプロジェクト管理システム「ProcessDirector/計画策定機能」の発売を開始した。

 新製品は、Adobe Flex 2の持つ画像表現やマウスと連動する双方向性を活用し、プロジェクトの計画立案から実績管理までをWebブラウザ上でドラッグ&ドロップ操作のように簡単に行うことができる。工程表などへ作業手順や計画、実績、作業担当者の割り当てといった情報を入力でき、計画やリソースの割り当て漏れを防ぐことができるという。

 クライアント側は、「Adobe Flash Player 9」を利用するため、専用コンポーネントなどをインストールする必要はない。このため、Webブラウザからアクセスできる環境であれば、社外や複数拠点間での共同利用が低コストで実現する。

 さらには、「ProcessDirector V4.0」と進捗データを連携させることで、管理者がProcessDirector/計画策定機能で計画策定作業を行い、プロジェクト担当者が「ProcessDirector V4.0」で実績入力を行うといった運用も可能なる。

 価格は、1サーバ(100ライセンス付)あたり200万円。今後3年間で1000サーバの販売を見込む。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ