富士通、中堅企業向け統合ERPソリューションを拡充

富士通は、相互接続可能な「GLOVIA smart」のラインアップを74種類に拡大した。

» 2006年10月31日 13時05分 公開
[ITmedia]

 富士通は10月30日、中堅企業向け統合ERPソリューション「GLOVIA smart」の新商品7種類とSOA連携の可能なパートナー商品62種類の提供を開始した。これにより、相互接続の可能なGLOVIA smartの商品ラインアップは74種類に拡大した。

 新たに提供を開始したのは、GLOVIA smartが製造業向けパッケージ3種類と共通業務やフロント業務向けパッケージ4種類となる。パートナー商品では、新たに35社の共通業務・フロント業務系22商品と業種系40商品がラインアップされた。

 製造業向けパッケージでは、必要機能をあらかじめ実装したことで、システムをカスタマイズせずに導入することが可能。システム構築の短縮化や導入コストを30%以上削減することができるという。ラインアップは、「組立」「加工」「装置」の3種類で、価格はいずれも税別150万円から。

「GLOVIA smart certified商品」認定マークと「GLOVIA smart enable商品」認定マーク

 共通業務やフロント業務向けでは、人事給与パッケージが300人〜ら数千人規模の企業向けの「人事給与システム GLOVIA-C XI」(税別90万円から)と約10人〜500人規模の企業向けの「同BP」(同60万円から)の2種類、会計パッケージの「会計情報システム GLOVIA-BP」(同40万円から)、フロント業務の「GLOVIA smart ワークフロー経費」(同160万円から)をそろえる。

 GLOVIA smartとSOAを通じて連携可能なパートナー商品には、「GLOVIA smart certified」(富士通取り扱い商品)と「GLOVIA smart enable」(パートナー企業、ISV商品)の認定マークを表示する。内部統制への対応としてアクセスコントロールやログなどの管理機能を標準搭載したほか、内部統制記述書の作成支援機能を2007年3月から提供することにしている。

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