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» 2006年11月01日 00時00分 公開

Windows Liveが魅せる次世代マッシュアップ:Vistaで開花する「Windowsガジェット」とは? (1/2)

VistaをAeroだけで判断していないだろうか? 「Windows Live」は、Vista登場を機にオンラインアプリケーションの一大プラットフォームとして羽ばたこうとしている。その真価を知るためには「ガジェット」の理解が欠かせない。

[大澤文孝,ITmedia]

 「Windows Live」は、マイクロソフトがオンラインソフトウェアサービスとして、今もっとも力を入れているものの1つだ。既報のようにスティーブ・バルマー氏がコメントしているが、急速な進展を見せている(関連記事)

 「Liveプラットフォーム」とも呼ぶべきこのサービスでは、既存の「Windows Live Search」「Windows Live Messenger」などを始め、「Windows Office Live」など、さまざまなオンラインサービスに「Live」と名付けられていくだろう。そのサービスブランドとなるWebポータルが、一見すると、Windows Live Searchの顔を持ったwww.live.comである。

 このwww.live.comの初期状態は、検索ボックスがあるだけのシンプルな検索サイトに見える。しかし真価はサインインをしなければ分からない。

 Windows Liveには、ニュースや天気予報などのRSSフィードの表示を追加するといったカスタマイズ機能が用意されており、サインイン(ログイン)をするユーザーは、好みの使いやすいページ構成に変えることができるのだ。このように聞けば、少し前に流行ったユーザーが個々にページをカスタマイズできる「パーソナライズドページ」ではないか? と思うだろう。

 しかしWindows Liveは、単なるパーソナライズドページではない。Windows Liveを理解する上で重要なのは、自身がフレームワークとして実装されていることであり、「ガジェット」と呼ばれるミニアプリケーションの実行環境を持つことだ。

 また、このガジェットは、JavaScriptで書かれたプログラム構造を持っており、比較的手軽にガジェット開発が行えることも特徴なのだ。

 実装方法は少し異なるが、Windows Vistaのデスクトップ画面には、Windows Liveで使われるのと似た「Windows Vistaガジェット」が表示できるようになっている。現在はまだ、「Windows Liveガジェット」との互換性がないが、相互のかかわりが深まっていくことが想像に難しくない。そのため、Windows Vistaの登場とともに、市場からのガジェットへの注目がいっそう高まっていくことだろう。

 このオンライン・ムックPlus「Windows Liveが魅せる次世代マッシュアップ」では、特に「Windows Liveガジェット」の概要から仕組み、そして開発手法までを紹介していく。開発というとプログラマでなければ関係がないのでは? と思われるかもしれない。しかし、そうではない。

 前述のようにLiveガジェットの開発には、JavaScriptの知識、そしてCSSとアイコンなどを作ることができれば困ることはない。これは、一般的なWebページを作る程度の知識と同等のものだ。

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