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» 2006年11月22日 08時00分 公開

女性システム管理者の憂鬱:システム管理者への“小さな嫌がらせ” (1/4)

システム管理者というのは総務部門との連携仕事が多い。サーバの入れ替え、フロアのレイアウト変更、オフィスの移転作業――どれも事前の準備が多く、早めに段取りを組む必要があるものばかりだ。

[高橋美樹,ITmedia]

 サーバの入れ替え、フロアのレイアウト変更、オフィスの移転作業――システム管理者は、何かと総務部門との連携仕事が多い。予定どおりに作業を終えるには、早めに段取りを組む必要があるものばかりだ。総務担当者というのは、そのあたりを心得ていることが多く、たいていのイベントに関しては数カ月程度の余裕を持たせて知らせてくれる。しかし、どうやらプリンタの入れ替えというのは別物ととらえているようだ。今回は、システム管理者にとっては厄介な突発的なイベントについてお話したい。

 グループ会社の社員という立場で本体のシステム運用に携わっていたわたしたちシステム管理者は、多くの拠点の総務内に席を持っていた。そのため、拠点の移動やレイアウト変更など、各現場の人間に伝えられるよりも先に耳にすることもしばしば。もちろん、ネットワーク工事やPCの新規購入などは、経費に関連する大掛かりな準備が必要になることが多いからとの理由からだ。

 「3カ月後、営業部隊だけが別のビルに移ります」――そんな組織変更が絡むような情報がわたしたちにそっと耳打ちされ、隠密に現場の下見や工事の手配を行うこともあった。信頼されているというよりは、事務作業を得意とする総務担当者がITに関連した専門用語にアレルギー反応を起こすあまり、「工事関係者との打ち合わせはできる限りシステム管理者に丸投げしてしまおう」という心情が見え隠れしているように感じた。それを裏付けるかのように、本体から線が出ている物体であれば、たとえそれが電話であったとしても、工事や入れ替え作業の打ち合わせにいきなり同席させられることも度々だった。

 そんな専門外の分野でさえ頻繁に相談されることが多い中、なぜか毎回当日まで作業があること自体を知らされず、いきなり対応を任されるイベントがあった。プリンタの入れ替え作業である。わたしが初めてそのピンチに遭遇した日も、いつもと変わらぬ朝だった。

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