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» 2006年11月22日 16時43分 公開

ニューヨークのオンラインIT求人数が大幅増加

オンラインの就職および求人情報を提供しているMonster Worldwideによると、米国主要都市で優れたIT人材に対する需要が大きく伸びたことで、ニューヨークにおける10月のオンライン求人数が跳ね上がったという。

[Deborah Rothberg,eWEEK]
eWEEK

 オンラインの就職および求人情報を提供しているMonster Worldwideは11月20日、各地域の雇用指数を発表した。これによると、優れたIT人材に対する需要が大きく伸びたことで、ニューヨークにおける10月のオンライン求人数が跳ね上がったという。

 臨時職員への需要が増え、労働市場が全般的に縮小したことが要因となって、10月の調査対象となった28市場のうち、22市場でオンライン求人数が増加した。

 Monster Worldwideの国際部門担当社長、スティーブ・ポゴーゼルスキー氏は、「主要都市における求人数が10月に大幅上昇した理由の一端には、4.4%という5年ぶりの低水準となった現在の米国内失業率を反映し、労働市場が継続的に縮小している現状がある」と、声明の中で述べた。

 同社のレポートでは、ニューヨーク市のオンライン雇用指数が2ポイント上がった主な要因を、コンピュータおよび数学を扱う専門職に対する需要が高くなったことに求めている。

 もっとも第三四半期はやや低調だったので、こうしたポイント上昇も、マーケットの年間上昇率をわずかに押し上げる程度の影響しか持たなかった。

 なお、IT専門家に対する需要の増大は、金融/ビジネス/プロフェッショナルサービス分野でも顕著だったという。

 一方、工学および建築分野におけるオンライン雇用数は昨年からほぼ横ばいで、特に北東部と西部の主要市場は伸び悩んだ。

 またMonsterは、年末休暇前の雇用シーズンに突入したことにより、販売関連職種の求人数が増加していると指摘した。

 求人数の上昇幅が最大となったのはクリーブランドで、小売りおよびマーケティングの専門家に対する需要が増えたことがその主因と見られている。反対にフェニックスでは、住宅周旋市場の冷え込みによって、2カ月連続で雇用数が下落した。

 「10月の『Monster Local Employment Index』は、米国の大都市全般におけるリクルート活動が活発化している現状を明らかにした。年末商戦期が目前に迫り、雇用主がより多くの人員を配置する必要に迫られるようになったため、こうした傾向が現れたのである」(ポゴーゼルスキー氏)

 前年同期と比較して高い雇用指数を示した都市は、トップから順番にヒューストン、ミネアポリス、クリーブランド、カンザスシティ、セントルイス、シアトルとなった。ロサンゼルス、オーランド、タンパ、ワシントンD.C.の同指数は、最低ランクだった。

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