「WORM」ストレージを導入してデータの改ざんを防げホワイトペーパー

米国のエンロンやワールドコムの粉飾決算事件を契機にコンプライアンスの強化が求められようになった。このようなデータの改ざんを防ぐには、不正な書き換えをできないようにする仕組みが必要だ。それを実現するWORMストレージとはどのようなものなのか解説する。

» 2006年11月22日 17時19分 公開
[ITmedia]

 コンプライアンスの強化を求める法制度の整備が急ピッチで進んでいる。エンロンやワールドコムの粉飾決算事件が起きた米国では、すでにSOX法(サーベンス・オクスリー法)が成立し、情報開示の徹底が義務づけられている。日本でも2006年6月に日本版SOX法(金融商品取引法)が成立し、2008年4月以降に始まる事業年度から適用される。

 度重なる粉飾決算事件からの教訓は、データを不正に書き換えないようにする仕組みの必要性だ。そのために使われるのが「WORM(Write-Once-Read-Many)」と呼ばれる技術である。WORM技術を搭載したストレージでは、いったん書き込んだデータに対して上書きや消去することはできないようになっている。このため、財務データや電子メールなどは改ざんされていないことを保証できる。コンプライアンスの実現には不可欠の仕組みだ。

 日本ネットワーク・アプライアンスでは、WORM機能を備えた「SnapLock Compliance」あるいは「SnapLock Enterprise」を同社のストレージ製品に搭載することにより、データの永続性を実現している。

 ここでは、WORMストレージおよびSnapLock製品の技術概要について解説する。

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