数万トランザクション/秒を処理するイベント駆動型アプリケーションホワイトペーパー

証券売買システムに代表されるオンラインリアルタイム処理では、非常に厳しい性能要求が課せられる。ここでは、リアルタイム処理の構築・実装を迅速化し、大量のイベントシナリオの実行を可能にするプラットフォームを紹介する。

» 2006年12月14日 09時00分 公開
[ITmedia]

 オンラインリアルタイムアプリケーションでは、1秒間に何万ものトランザクションを処理しなければならない。実際、証券売買システムでは非常に厳しい性能要求が求められており、システムダウンは事件になるほどだ。要求された性能を実現するため、リアルタイム処理ではイベントをすばやく捕捉する必要がある。

 リアルタイム処理でイベントを捕捉するソフトウェアを独自に組み込むのも1つの方法だが、設計・モデリング・管理といった機能を持つプラットフォームも検討する価値はある。ソニックソフトウェアが提供するイベントストリーム処理(ESP)のためのプラットフォーム「Apama ESP」は、到着したイベントに対して、リアルタイムでイベントシナリオと紐付けし、定義した処理を実行する機能、グラフィカルにシナリオをモデリングする機能など、多数の有用な機能を搭載する。

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