ISSのRealSecureコンテンツアップデート、不具合で撤回

Proventia/RealSecureシリーズ製品のコンテンツアップデートで問題が発覚し、IBMとISSが適用しないよう呼び掛けている。

» 2006年12月14日 08時53分 公開
[ITmedia]

 不正侵入検知製品「RealSecure」用にリリースしたコンテンツアップデートに問題があったとして、米IBMとInternet Security Systems(ISS)がアップデートを適用しないよう呼び掛けた。SANS Internet Storm Centerが12月13日に報告した。

 SANSのサイトに転載されたIBM/ISSのアラートやISSの告知によると、問題があるのは13日朝にリリースされたProventia G(XPU 1.92, prov_pam_1.92_200612130026.pkg)およびRealSecure Network Sensor 7.0(XPU 24.53)向けのコンテンツアップデート。これを適用すると、ネットワークに甚大な影響を与える可能性があることが分かったという。

 影響を受けるのは「Proventia Intrusion Prevention Appliance」「RealSecure Network Sensor」「Proventia Server」(WindowsとLinux版)など、一連のProventia/RealSecureシリーズ製品。

 問題のコンテンツアップデートはダウンロードセンターおよびSiteProtectorの自動ダウンロード機能から撤回されたといい、ISSではこのアップデートを適用しないよう呼び掛けている。もし適用してしまった場合、以前のアップデートに戻ることができるならそうした方がいいという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ