ここでは例として、「Webガジェット」(Liveガジェット)を例に説明しよう。
いろいろと記入する項目はあるが、「タイトル」と「要約」を入力し、「カテゴリ」と「使用できる言語」をプルダウンから選択する。
必要に応じて「システム要件」と「タグ」を入力する。タグはカンマ(,)区切りで複数指定することができるので、より多くのユーザーに利用してもらうためにも、付け加えておくとよい。
そして登録するファイルを「参照」からアップロード。その際、「縮小画像」として画面キャプチャなどの画像を登録することで、よりアピールすることができる。縮小画像には、解像度が100×100ドット以下のJPEGフォーマットファイルを使用することが注意点だ。
最後に免責事項として「使用条件に同意します。」のチェックをオンにして、「登録」ボタンをクリックすれば完了だ。
なお、マイクロソフトは登録されたアイテムへレビューおよび却下する権利を有しているとしており、認証されたものには「認証済み」というチェックが表示されるようになっている。
同社によれば現在のところ厳密な基準は設けておらず、著作権問題以外、大半のものは問題なく登録されるという。今がいち早くギャラリーのキラーガジェットを登録するチャンスの時だといえるだろう。
なお、Liveガジェットは、「ガジェットマニフェスト」「ガジェットスクリプト」「ガジェットスタイルシート」の3つから構成されている。ガジェットマニフェストは、ガジェットの複数のプロパティを定義するXMLファイルであり、gadget.xmlというファイル名を付ける。
ガジェットスクリプトファイルは、ガジェットを作成するためのすべてのコードが格納されているJavaScriptファイル。ガジェットスタイルシートは、ガジェットのUIの表示に使用できるオプションのCSSファイルとなっている。これらの大半は、Webページを作成するのと同じノウハウが生かされる。
なお、マニフェストファイルとJavaScriptファイルでは、ファイルが存在するルートディレクトリへの相対パスを設定しなければならないとのこと。必要なファイルはすべてZIP形式で圧縮し、1つのパッケージにする。
このように、ガジェットの登録方法には何ら難しいことはない。現段階では日本語対応のガジェットは英語ガジェットと比べるとまだ少ないため、作成したら積極的に公開してみるとよいだろう。より多くの日本語ユーザーに注目されることが間違いない。
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