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» 2007年01月18日 17時34分 公開

PHPアプリ開発ツールベンダーに再編の動き (1/2)

3社のソフトウェア開発ツール企業が経営トップの入れ替えを発表した。Zend Technologies、Catalyst Systems、Mindreefの各社は相次いで、新CEOを指名した。

[Darryl K. Taft,eWEEK]
eWEEK

 カリフォルニア州クパティーノに本社を置き、PHP開発ツールを提供しているZend Technologiesは1月16日、BMC Softwareの元幹部のハロルド・ゴールドバーグ氏を新CEOとして迎え入れたと発表。ゴールドバーグ氏は、BMCでワールドワイドマーケティング担当上級副社長という肩書きだった。同氏はZendのドロン・ガーステル元CEOを引き継ぐ形になるが、ガーステル氏は数カ月前にZendを去っている。

 「Zendの強力な仲間に加わることができ、本当に幸せに思っている」とゴールドバーグ氏は発表文で述べている。

 「オープンソースの普及、そして新しいサービス指向のプログラミングモデルというトレンドが追い風となって、当社は急激な成長軌道に乗っている。市場機会をとらえる仕事に取り掛かり、ソフトウェア業界で起きている根本的変革に参加したいという意欲に燃えている」(同氏)

 ゴールドバーグ氏によると、同氏は1月2日からZendに勤務しており、オープンソースの波に加わったことに興奮しているという。「Zendという名前が一般に知れ渡るような会社にしたい」と同氏は話す。

 BMC Softwareでは、ゴールドバーグ氏は取締役会によって役員に選出され、同社の「Business Service Management」戦略の策定で重要な役割を果たした。同氏によると、この戦略を通じてRemedy、Magic Solutions、Viadyne、Marimbaを買収したという。BMCに入社する前は、ゴールドバーグ氏は18年間にわたり、Remedy、Siemens Information and Communication Networks、Peregrine Systemsの各社で戦略、販売、マーケティングなどの部門の要職を歴任した。

 Zendに投資しているAzure Capital Partnersの創業者でゼネラルパートナーのキャメロン・レスター氏は、「CEO人選委員会は候補者選定に当たり、グローバル事業の育成経験、ビジネスソフトウェア分野での豊富な実績、市場および技術の変革に対する熱意など、非常に厳しい条件を設けた」と発表文で述べている。

 「これらの条件を満たす候補者は何人かいたが、ハロルドが最適任だった。当社の社風とも合う」(レスター氏)

 ゴールドバーグ氏は現在、“聞き手モード”になっているが、その一方で、より多くのアプリケーションをWebに移行し、WebアプリケーションをPHPで開発するという企業市場のトレンドに対応した3年計画を温めているという。

 「PHPは草の根言語だ。Web用のVisual Basicとも言える」とゴールドバーグ氏は話す。

 ゴールドバーグ氏によると、同氏がZendの舵取りを任された主要な理由の1つは、販売とマーケティングの経験があったことだという。「われわれは市場での影響力を高める必要がある。組織を拡大し、さらにグローバルな企業にならなければならない」(同氏)

 ゴールドバーグ氏は、Zendの販売面での課題にも取り組むつもりだという。個人開発者のニーズに応えると同時に、Fortune 50クラスのグローバル企業を顧客にしなければならないという。

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