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» 2007年01月26日 11時00分 公開

「Windows Vistaのマルウェア対策は不十分」とWebroot

Microsoftの「Windows Defender」をWebrootで検証したところ、スパイウェア/マルウェアの84%が遮断できなかったという。

[ITmedia]

 セキュリティソフトメーカーのWebroot Softwareは1月25日、Microsoftのスパイウェア対策ソフト「Windows Defender」は遮断能力が低いとする検証結果を発表した。

 同社によれば、Windows DefenderをWebrootの社内チームで検証したところ、テストに使ったサンプルの84%が遮断されなかった。この中には現存するごく一般的なスパイウェア/マルウェア15種類も含まれるという。

 Windows DefenderのパフォーマンスはWebrootのソフトを含むサードパーティ製品の多くに追随できず、テスト環境ではWindows Vistaでアドウェアやトロイの木馬といった各種マルウェアが検出されなかったとWebrootは述べている。

 定義ファイルの更新の遅さも弱点になっていると同社は指摘。Webrootが新たに検出するスパイウェアなどの迷惑アプリケーションは毎月3000本に上っており、Webrootは必要に応じて1時間あるいは1日単位でスパイウェア定義ファイルの更新を行っているとアピールした。

 さらに、Windows Vistaと統合セキュリティソフト「Windows Live OneCare」についても、デフォルトのスパイウェア/ウイルス対策コンポーネントに弱点があるとWebrootは述べている。

 同社はこうしたVistaのセキュリティ対策の限界をユーザーに知ってもらう目的で今回の情報を公表したと説明。Microsoftのデフォルトのマルウェア対策アプリケーションとウイルス対策プログラムでは完全な防御はできない可能性があるとした上で、各種スパイウェアやウイルスからリアルタイムでユーザーを守ってくれる、実績のあるセキュリティ製品を追加導入することが重要だと結んでいる。

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