ReutersとIBM、金融市場向けサービスで提携

Reutersの市況情報プラットフォームと、IBMのWebSphereが統合可能になる。

» 2007年03月02日 07時42分 公開
[ITmedia]

 ReutersとIBMは3月1日、金融市場向けサービスで提携すると発表した。Reutersの市況情報配信プラットフォーム「Reuters Market Data System」(RMDS)と、IBMのWebSphere Softwareが統合可能となる。

 合意により、RMDS上のコンテンツとサービスを、IBMのメッセージングソフトを使ったアプリケーションに統合できるようになる。

 ReutersはIBMとの提携に基づき、新製品3種を明らかにした。今年後半に発売予定の「RMDS Multicast Distributor」は、IBMのReliable Multicast Messaging技術を採用、RMDSのコンテンツをクライアントアプリケーションに迅速に配信する。「RMDS Enterprise Distributor」(eDist)は、RMDSとWebSphereをつなぐJava Messaging Service(JMS)ゲートウェイ。WebSpereで記述したアプリケーションから、RMDS上の80種を超えるデータソースや、内部公開データにアクセスできるようにする。「RMDS Internet Finance Platform」(iFP)は、RMDS上のすべてのデータへのインターネットでのアクセスを可能にし、Webサービスと統合できるようにする。

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