オフィス電話でSkype通話できるゲートウェイが機能強化、ダイヤルインに対応

エクストリークは、企業内のPBXと接続して内線電話機からのSkype通話を可能にするゲートウェイ装置をバージョンアップ。機能強化により、ダイヤルインサービスに対応した。

» 2007年03月08日 13時24分 公開
[ITmedia]

 エクストリークは3月8日、企業内のPBXと接続して内線電話機からのSkype通話を実現するゲートウェイ「VoSKY Exchange」をバージョンアップした。機能強化により、ダイヤルインで電話機4台までの着信振り分けが可能になった。

画像 VoSKY Exchange

 VoSKY Exchangeは、Actiontec Electronics製のBOX型ゲートウェイ装置。企業内の自営のPBXとSkypeを実行・管理するPCとの間に接続して、ビジネス用の固定電話機からのSkype通話を実現する。PC接続用のUSBを4ポート使用することで、1台のPCで最大4回線分のSkype同時通話ができる。Skypeではできなかった電話機への一斉着信や着信転送も可能。

 新バージョンでは管理ソフトを機能強化し、ユーザーから要望の多かったダイヤルインサービスに対応した。4ポート個別にダイヤルインナンバーを設定し、電話機に着信を振り分けることができる。また、通常4けたの短縮ダイヤル番号とSkype IDをひも付ける電話帳機能で、16けたまでの短縮番号が設定できるようになった。そのほか、ログ収集、ユーザーアカウント/電話帳のバックアップ、Skype Outの利用許可設定などの機能も追加している。

 Skype実行・管理用端末の利用環境は、Pentium4 2.8GHz、512MBのメモリを搭載したWindows XP PC。価格はオープン。

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