楽天、「Ruby on Rails」を用いたサービスの開発および提供を開始

» 2007年03月16日 08時40分 公開
[ITmedia]

 楽天は、自社の提供するインターネット・サービスの開発手段として、Webアプリケーション開発フレームワーク「Ruby on Rails」の利用を開始した。

 楽天はこれまでもさまざまな開発手法を導入し、拡張性や可用性の高い、コスト効率の優れたアプリケーションを構築することで、ユーザーニーズに対応したサービスをタイムリーに提供してきた。その中で、LAMPなどのオープンソース技術も開発手法の1つとして活用していく。

 楽天は、サービス開発の生産性をさらに追及していくべく、プログラミング言語Rubyによるサービスを構築するRubyプロジェクトチームを立ち上げた。同チームは、「Ruby on Rails」を用い、主にインターネットショッピングモール「楽天市場」における大規模トランザクション処理や高度なセキュリティ処理に対応したサービスを開発していく。

 また、「Ruby on Rails」および、Rubyを用いた開発手法の標準化を行い、大規模サービス開発手法の確立を行っていく。

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