マピオンとキャドセンター、携帯版三次元デジタル地図レンダリング技術を開発

» 2007年03月23日 16時41分 公開
[ITmedia]

 サイバーマップ・ジャパンとキャドセンターは、専用のソフトウェアなどを用いず3次元デジタル地図を表示する新技術について、携帯電話などのモバイル版での商品化を目指した実証実験を、サイバーマップ・ジャパンの地図情報サービス「マピオン」内の「Mapion Labs」にて2007年3月20日より開始した。

 この新技術は、キャドセンターが開発してきたリアルタイム3Dビューア「UrbanViewer」をベースに開発したHTTP経由で三次元地図画像を生成し配信するサーバレンダリング型3D地図配信ソフトウェア「UrbanViewer ImageServer」を用いたもの。

既に公開中のPC版インターネット地図情報サービス「マピオン」内の「Mapion Labs」にて、モバイル展開が見込めそうな観光、不動産、防災の分野をはじめ、ショッピングサイトなどのポータルサイトでの利用の可能性を探りながら商品化を目指す。実証実験サイトは3月20日にオープン。対象エリアは銀座で開始し、順次、渋谷、新宿、品川駅構内の一部と、今後約半年間をかけて対応範囲を広げて公開する予定。

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