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» 2007年04月05日 19時06分 公開

“SOA”普及率は今後2年で倍増? その理由は

Evans Dataの調査によると、今後2年間で企業でのSOA(サービス指向アーキテクチャ)の普及率が2倍に拡大する見込みだ。

[Darryl K. Taft,eWEEK]
eWEEK

 Evans Dataが先ごろ公表した「Corporate Development Issues Survey」(社内開発をめぐる問題に関する調査)と題されたレポートによると、調査で回答したエンタープライズレベルの開発者の4分の1近くが、既にSOA環境を導入済みであると答えており、28%の回答者が向こう24カ月以内に導入する予定だとしている。一方、ESB(Enterprise Service Bus)の普及率は現在15%だが、調査結果によると、同期間中に普及が2倍以上に拡大する見通しだ。

 カリフォルニア州サンタクルーズに本社を置くEvans Dataのジョン・アンドリュース社長は、「SOAソフトウェア市場は健全に拡大する見込みだ。すべての業界の大手企業が、自社のビジネス関連の問題でSOAベースのソリューションを採用しようとしているからだ」と発表文で述べている。

 「エンタープライズインテグレーション、そして柔軟なビジネスプロセスに対するニーズは引き続き、強力なITインフラを実現するための有望で人気の高い選択肢としてSOAへの需要を促進している」(同氏)

 300人余りの社内開発者を対象とした今回のEvansの調査は、予算やアウトソーシングのほか、グリッドコンピューティングといった技術にも注目している。例えば、開発者の60%が、今後1年間でWebセキュリティへの支出を増やす予定だと答えている。支出項目の優先リストで2番目だったのがWebサービスで、その次がインテグレーションプロジェクトとなっている。

 一方、回答者によると、企業がアウトソーシングを行う主要な理由は、経費節減(22%)、社内スキルの不足(20%)、専門技術の利用(17%)となっている。また、回答者の10%はグリッドコンピューティング環境を既に導入済みだと答えており、この数字は今後2年以内に3倍に増えて30%になる見込みであることが調査で明らかになった。

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