OFE、データ集計分析ツールの「Dr.Sum EA」を導入

» 2007年04月06日 16時20分 公開
[ITmedia]

 総合電機メーカーのオムロングループに所属するオムロン フィールドエンジニアリング(OFE)は、業務の情報活用をはかる経営コックピットを刷新するに当たり、ウイングアーク テクノロジーズの多次元高速集計検索エンジン「Dr.Sum EA」「Dr.Sum EA Visualizer」を導入したことを明らかにした。

 OFEでは、これまでも業務データが蓄積され情報提供のためのシステムが運用されていたが、データ可視化のためのグラフ化の作業には手間と時間がかかり、データ更新の頻度は月1回の配信に限られていた。そこで、社内においても単なる情報提供ではなく情報活用として、企業経営にかかわるすべての情報を必要なタイミングで引き出せる仕組みを検討、同社は現場情報の提供と経営戦略の浸透をはかる“経営コックピット”の構築に取り掛かった。1700名/150拠点、全社での膨大な経営情報の可視化を検討するに当たり、データの可視化ツールとして採用されたのが「Dr.Sum EA」で、採用理由は以下の通り。

  1. 全社導入を実現するサーバライセンス
  2. 低コストの導入費用
  3. 日本人の感覚にあう、見やすいグラフ
  4. 導入実績(1300社1900サーバ/2006年5月現在)
  5. 日本製である安心感
  6. 安定したサポート体制

 同システムは、2006年6月に第一次稼働を開始し、現在カスタマーエンジニア同行情報分析や経営情報分析、品質管理情報分析など、迅速な意思決定を後押しする集計・分析ツールとして幅広く活用されている。2007年3月より、Excelアドイン機能の全社展開を実施し、さらなる情報の可視化を進め、現場の声から集めた情報を経営判断に活用し、情報の有効活用を進めることで迅速な意思決定につなげている。

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