Dynamics CRMを基盤としたソリューションパッケージが登場

» 2007年04月09日 11時56分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフト、ダンアンドブラッドストリートジャパン(D&Bジャパン)、ケイ・ピー・アイ・ファクトリー(KPIファクトリー)は、取引先管理分野で協力し、「Microsoft Dynamics CRM 3.0」を活用した取引先情報管理ソリューションパッケージ「D&B Market Integrator powered by KPI Factory」の提供を開始した。

 同ソリューションはD&Bジャパンが提供する企業情報を、あらかじめDynamics CRMを基盤とするCRMアプリケーションに格納したソリューションパッケージ。基本パックでは、基本情報を参照や分析するためのリポートがセットになっており、取引先情報、顧客情報などをさまざまな角度から閲覧できる。また、全世界1億1000万事業所、日本企業260万事業所(2007年2月時点)におよぶD&Bの企業データベースへのオンラインアクセス機能が標準装備されており、企業情報、資本系列情報、財務情報などを必要に応じてインターネット経由でダイレクトに取り込むことができる。

 さらに、マーケティング、与信管理、企業分析などの分析テンプレートオプションをつけることで、ユーザーの用途に合わせた取引先管理のソリューションを構築することも可能。

 また、サービスオプションとなる基幹システム統合開発サービスを採用することで、会計システムや受発注システムなど複数システムに散在した取引先情報を統合して、正確で整合性の取れた取引先情報管理を実現できる。

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