コンセントリーのセキュリティスイッチがWindows検疫システムに対応

日商エレクトロニクスが販売するセキュリティスイッチ「LAN Shield」がマイクロソフトの検疫ソリューションに対応した。

» 2007年04月23日 17時48分 公開
[ITmedia]

 「LAN Shield Switch CS4048X」は、認証とIDベースのアクセス制御の機能を提供するセキュリティスイッチで、社内LANへのアクセスが許可されたユーザーと、そのIPアドレス、MACアドレス、利用アプリケーションをひも付けることで、ポリシーに沿った細かいアクセス制御を実現する。接続後のユーザーの振る舞いをレイヤ7レベルで可視化することにより、マルウェアの拡散などを防げるのが特徴。

 LAN Shield Switchが、次期Windowsサーバ、Windows Server "Longhorn"に搭載される検疫ネットワーク機能NAPと相互に連携することで、端末のLAN接続前/接続後の、いわゆる柔軟なNAC(Network Access Control)機能が可能になる。LAN Shield Switchは、NAPの仕組みを通じて収集される端末の健全性にかかわる情報を自動学習し、IDベースのアクセスポリシーを動的に適用する。プリンタやIP電話などのNAPでは制御できない非Windows端末も、LAN Shield側でアクセスを管理することが可能。

 LAN Shield Switch CS4048Xの価格は298万円(税別)から。PoE(イーサネット給電)対応モデルは348万円(税別)からとなる。日商エレクトロニクスは、4月25、26日に開催される「RSA Conference 2007」展示会の同社ブースにおいてLAN Shield/NAP連携によるNACソリューションを実演する予定。

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