チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、旧NFR Securityの技術をベースにしたIPS(不正侵入防御システム)製品「IPS-1」を発表した。
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは5月7日、IPS(不正侵入防御システム)製品、「IPS-1」を発表した。
IPS-1は、同社がNFR Securityから買収した技術をベースにしたIPS製品。ネットワーク上に配置されるセンサーと管理サーバ、コンソールから構成されており、ゼロデイ攻撃も含めたワームやトロイの木馬、マルウェアのほか、アプリケーションレベルの攻撃を検出し、リアルタイムに防御する。攻撃検出用のシグネチャ/プロトコルでコーダのカスタマイズによって、誤検出を減らし、より正確に脅威をブロックできるという。
特徴は、チェック・ポイントの既存製品との統合が可能なこと。ログの一元化を可能にする「SmartView Tracker」やイベント相関分析を行う「Eventia Analyzer」と連携し、IPS-1で検出したイベントの分析や追跡を行える。これにより、セキュリティに関するイベントが発生した際のトラブルシューティングや情報収集、レポート生成などが可能になる。
IPS-1の価格は133万円から。同日より出荷を開始している。
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