ぷららネットワークスは法人向けサービスにおいて、Winnyとみなされる通信をブロックするオプション機能を提供する。ユーザー側の判断で規制を解除することも可能。
ぷららネットワークスは、法人向けISPサービス「BUSINESSぷらら」で、Winnyの通信を遮断するフィルタ機能「Winnyフィルタ」を5月9日より提供する。すでに個人向けサービスに提供されているものと同様の機能で、Winnyによる情報漏えい対策を企業で利用できる。
Winnyフィルタは、BUSINESSぷららのBフレッツ対応コースで提供されるセキュリティ対策の無料オプションサービス「ネットバリアベーシック」の機能の1つ。同サービスではURLフィルタやパケットフィルタの機能をすでに利用できる。
ぷららのバックボーンに流れるWinnyによる通信をブロックするWinnyフィルタは、ユーザー側の判断で通信を遮断する(機能ON)か遮断しない(機能OFF)かを選べる。初期設定ではOFFになっている。またブロックしない場合は、パケットフィルタ機能もOFFに設定している必要がある。ただし、ぷららでは「ほかの会員の迷惑にならないレベルまでのトラフィック制御は行う」としている。
Winnyフィルタは学校法人向け「えでゅけっと」のBフレッツアカデミックライセンスにおいても提供される。
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