業界初、NECから業務を稼働しながら筐体追加が可能なSANストレージ

ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)対応のディスクアレイにおいて、仮想化技術との連携により業務無停止でのストレージ筐体(ノード)追加や構成変更を業界で初めて実現するiStorage Dシリーズを5月9日から販売開始。

» 2007年05月09日 15時20分 公開
[ITmedia]

 NECの発表したスケーラブルモデル「iStorage D8」は、業務を停止せずにペタバイトまでの容量追加とリニアな性能向上を可能とする次世代モデルのストレージとなる。複数のストレージノード間を高速スイッチで連結するビルディングブロック構造と、キャッシュモジュールにマイクロプロセッサを配置したインテリジェントキャッシュによる分散キャッシュ方式を実現したスケーラブルテクノロジを業界で初めて搭載。

 中小規模システム向けモデルとして、価格性能比を追求したエントリモデル「iStorage D1」とローエンドモデル「iStorage D3」の2機種も用意。導入サポート機能を有したソフトも同時に提供している。

 インターネットにおけるリッチコンテンツの増加や、内部統制を目的とした帳票類の電子化などによるデータ量の増大、また社内に分散化している情報資源など、ストレージ製品に対する新たなニーズへ対応する次世代のストレージプラットフォームとなることを目指す。

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