オープンソース・ジャパンと管理システムは、国土交通省東北地方整備局釜房ダム管理所のWebサイトを、オープンソースを全面的に用いたシステムで構築したことを発表した。
オープンソース・ジャパン(OSJ)と山形県のシステムインテグレーターである管理システムは6月4日、国土交通省東北地方整備局釜房ダム管理所のWebサイトを、ZopeとZope上で稼働するCMSであるPloneなどオープンソースを全面的に用いたシステムで構築したことを発表した。
同サイトでは、地域におけるダムへの理解の促進を目的にリニューアルが行われたが、その入札にあたり、Zope/Ploneによる山形県庁のWebサイト構築実績を持つ管理システムは、オープンソースを積極的に活用した提案を行い、これが採用された。実際のシステム構築では、大型放射光施設「SPring-8」のWebサイトをZope/Ploneで構築した実績を持つOSJが技術支援を行っている。
両社は今後、公共団体などのポータルサイト構築事業を推進、今後1年間で5件のシステム構築を目指すとしている。
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