米ストレージベンダーEMCは6月4日、情報セキュリティ技術を手掛ける米Veridを買収したと発表した。
Veridは金融機関や通信事業者、小売業者などにナレッジベース認証ソリューションを提供している。
ナレッジベース認証とは、ユーザーにリアルタイムで双方向的な質問をすることで、そのユーザーの身元を確認する手法。
EMCは、Verid買収によりRSA部門の認証技術が強化されると述べている。Veridは同部門の製品ライン・サービスとなり、Verid CEOのケビン・ワトソン氏はこの事業の責任者となる。
買収取引は完了しており、EMCは取引の詳細は公表しないとしている。
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