グローバルサイン、バーチャルホストのSSL発行サービスを開始

ネームベースのバーチャルホスト運用を行っているWebサイトでも、SSLサーバ証明書が利用できるよう、グローバルサインがサービス提供を開始した。

» 2007年06月13日 15時55分 公開
[ITmedia]

 GMOホスティング&セキュリティグループのグローバルサインは13日、同社「GlobalSign」ブランドのサービスとして、「NonIP SSL」を販売開始した。

 NonIP SSLは、1つのWebサイトに特定のIPアドレス割り当てがないネームベースのバーチャルドメイン運用であっても、SSLサーバ証明書が利用可能になるもの。従来までの多くは、SSLサーバ証明書の利用には、IPアドレスがWebサイトごとに必要だったため、共用サーバによるWebサイトでは独自ドメインでのSSLサーバ証明書が利用できなかった。このような状況に対し、グローバルサインは同サービスで需要に応える狙い。

 グローバルサインは、ヨーロッパで初めてWebTrustを取得した認証局の日本法人であり、ベルギーで10年に渡る電子認証サービス提供の実績を持つ。2006年にはGMOインターネットグループに参画し、日本ジオトラストから社名変更を行った。

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