Novell、仮想化強化のSUSE Linux Enterprise 10 SP1をリリース

SP1では仮想化、セキュリティなどの機能を強化。同時に仮想マシンドライバのセット製品「SUSE Linux Enterprise Virtual Machine Driver Pack」も発表した。

» 2007年06月20日 08時14分 公開
[ITmedia]

 米Novellは6月18日、SUSE Linux Enterprise 10初のサービスパックとなるSP1を各国でリリースした。

 SP1では仮想化、高性能コンピューティング、セキュリティ、相互運用性、システム管理機能を大幅に強化。クアッドコアのIntel XeonとAMD Opteronプロセッサをサポートした。

 また、「SUSE Linux Enterprise Virtual Machine Driver Pack」も同時発表した。これはXen対応の準仮想化ネットワーク、バス、ブロックデバイスドライバをセットにした製品。Windows XP、Windows 2000、Windows 2003のドライバが含まれ、WindowsとLinuxのゲストOSを仮想環境でネイティブに近いパフォーマンスで実行できる。

 この製品は7月に出荷予定で、料金は仮想マシン4台までがサーバあたり年間299ドル、仮想マシン無制限だと年間699ドル。Red Hat Enterprise Linux 4/5向けのドライバも、この夏に無償で追加を予定している。

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