タスクを登録するために、まずは、サブプロジェクトを作りましょう。サブプロジェクトは、プロジェクトの大まかな分類になります。plumの場合は、「プロジェクト管理」「開発」「Webページ」「ドキュメント」という4つのおおまかな分類があります。これらをそれぞれサブプロジェクトにしてみましょう。
「タスク」を選択後に、プロジェクトメニューに現れる「管理」を選択します。すると、タスクマネジャーの管理画面がでてきます。ここで「サブプロジェクトの追加」を選択します。画面3のようにサブプロジェクト名と説明を書き、「登録」をクリックするとサブプロジェクトが登録されます。サブプロジェクトごとに、公開するかどうかを選択できます。例えば、「プロジェクト管理」タスクは公開しない方がいい場合もありますので、「公開する?」で「No」をチェックしておきましょう。サブプロジェクト名や説明は後から変更できます。サブプロジェクトを登録した後のタスク管理画面は画面4のようになります。
それでは、タスクを登録してみましょう。プロジェクトを開始したときは、プロジェクト管理のタスクが発生しますので、これらを入れておきましょう。主に以下のようなタスクが考えられます。
まず、タスク管理のトップページから、さきほど登録したサブプロジェクトを選択します。すると、そのサブプロジェクトのタスク表示画面になります。新規登録するときは、プロジェクトメニューから「タスクの追加」を選択します。
すると、画面5のようなタスクの新規追加画面になります。
各タスクには以下の情報が入っています。
そのタスクが何割くらいすすんでいるかを入力します。作業を進めても自動で設定されることはありませんので、進んだときに値を変更していきましょう。
そのタスクの重要度(9段階)です。9が最重要で1はどうでもいいものです。プロジェクトの進捗・方針にあわせて重要度を決めましょう。セキュリティにかかわるタスクは、重要度を高めに設定しましょう。
タスクのタイトルです。分かりやすい名前を付けましょう。
タスクの内容を分かりやすく書きましょう。このタスクで行わなければいけないことを具体的に書いておくことで、忘れずにタスクをこなしていくことができるでしょう。
そのタスクの開始日と終了(予定)日を入力します。終了日は余裕を持って決めておくとよいでしょう。
このタスクの担当者を選択します。複数のユーザーに割り当てることができますから、どーんと押しつけてしまいましょう。
タスクにかかる工数を入力します。この数値は特に重要でもないので入力しなくてもかまいません。プロジェクト内の目安として入力しておくのもいいでしょう。
これらの情報を埋めて、「登録」をクリックすると、タスクが登録されます。登録すると、タスク表示画面は画面6のようになります。各タスクの背景色は、重要度によって色分けされます。
このようにして、プロジェクトで考えられるタスクをどんどん登録していきましょう。こうすることによって、やるべきことは何があるか、何をまずやらなければいけないか、などが明確になります。
やるべきことの整理をせずに、いきなり開発に入る人も多いと思いますが、はじめに整理しておくと、開発目標などが明確になって、意欲も出てくるものです。といっても、萎えるタスクがたくさん出てきて開発意欲がそがれることもあるのですが……。
VA Linux Systems Japan(株)/ Debian Project
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.