パケ・ホーダイで携帯電話からPCを遠隔操作、バンダイネット

バンダイネットネットワークスは、テニックが開発したPCリモートアクセスシステムを発売する。

» 2007年07月23日 16時20分 公開
[ITmedia]

 バンダイネットワークスは7月23日、テニック(東京都渋谷区)が開発したリモートアクセスシステム「KeyScope」を発売した。NTTドコモのパケット通信定額プラン「パケ・ホーダイ」に対応し、携帯電話から社内や自宅のPCをリモート操作できる。

システム概要

 同システムは、iアプリを利用してデスクトップPCの画面を携帯電話に転送し、PC上のメールやスケジュール、業務アプリケーションなどの操作ができるもの。利用時は、端末IDとユーザID、パスワードで認証し、SSL通信にも対応する。管理機能により、携帯電話から操作可能なPCをグループ化し、用途別や部署別にアクセ権限を設定することもできる。

 システムは、仲介サーバ用ソフトとPC用モジュール、携帯電話用iアプリ、管理ツールで構成される。対応OSは、サーバ側がRed Hat Enterprise Linux 3/4、Windows Server 2000/2003。PC側がWindows 2000 Professional SP4、XP Professional SP2。利用できる携帯電話端末は、NTTドコモの90xiシリーズ。

 同社では、主にシステムインテグレーターやシステム開発、販売会社を対象に初年度100セットの販売を見込む。

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