ディーバは7月25日、SAP ERPとDivaSystemとのデータ連携を可能にする「Cresco-eS Data Link for SAP ERP and DivaSystem」の発売を発表した。
ディーバは7月25日、クレスコ・イー・ソリューションと共同で、SAPが提供するERPパッケージ(基幹業務システム)「SAP ERP」と「DivaSystem」とのデータ連携を可能にする「Cresco-eS Data Link for SAP ERP and DivaSystem」を開発、販売を開始すると発表した。
これまで両製品のデータ連携を行うには、多大な手作業の発生や、膨大なシステム開発投資が不可避となっていた。本製品は、それらのデータ連携にかかる時間とコストを大幅に軽減し、SAP ERPから抽出した連結会計データを、DivaSystemがシームレスに受け取ることを可能にした接続インタフェースとなる。これまで難しかったデータの抽出や連携部分をパッケージ化し、既存システムにほぼ手を加えることなく、有機的なデータ連携を可能とした。
本製品の利用により、DivaSystemとSAP ERPの両製品を利用しているユーザーは、既存の連結会計データを円滑に有効活用でき、手作業によるミスも軽減できるため、連結決算の早期化、連結経営の効率化、そしてERPの導入効果をより高めることができる。
今回の製品開発は、ディーバと、SAP ERPに特化したビジネスで実績を持つクレスコ・イー・ソリューションが検討・計画を含め、約1年前から進めてきたもの。ディーバは、今後も、クレスコ・イー・ソリューションをソリューションパートナーとして位置づけ、より付加価値の高い連結経営ソリューションを提供していくという。
価格は一式250万円からで、最大5日間の導入コンサルティングサービスが含まれている。また運用・保守サポートはディーバが行う。
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