日立電サ、オフィスIT機器導入の一括代行サービスを開始

日立電子サービスは、オフィス用IT機器の導入から廃棄までを代行するサービスを開始した。

» 2007年08月09日 21時40分 公開
[ITmedia]

 日立電子サービス(日立電サ)はこのほど、オフィス用IT機器の導入から廃棄までを代行する「オフィスITライフサイクルマネジメントサービス」を開始した。

 同サービスはPCやプリンタなどのオフィスIT機器の導入や増設、故障への対応、廃棄などを一括で管理するサービス。数十台から数百台のPCを管理する中小企業向けの「OFITLCM on demand」と、数千台以上のPCを持つ大企業向けの「OFITLCM on site」からなる。日立電サはサービスの進ちょくを管理する「統括デスク」を設置し、担当者との間で作業の管理や報告などを行う。また顧客の要望に応じて、専用のWebポータルから稼働の報告ができる。

 マルチベンダーのオフィスIT機器をサポートしているのが特徴だ。故障した機器などの対応は、種類に関わらず統括デスクが一括して受け取り、それぞれのベンダーに修理を依頼する。また機器が突然故障するなど、緊急の処置を要する場合は、全国320カ所のサービス拠点から専門スタッフが対応する。

 OFITLCM on demandの開始は8月末。OFITLCM on siteはすでにサービスを開始している。機器の導入に要する期間はOFITLCM on demandが0.5カ月からで、OFITLCM on siteは4カ月以上。価格はいずれも個別見積もりとなる。販売目標は今後5年間で250億円。

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