日本HP、SOA関連製品の新ポートフォリオを発表

日本HPは、SOA関連製品の新ポートフォリオを発表した。SOA導入におけるライフサイクル全般を管理・制御するガバナンスを提供する製品群。

» 2007年09月12日 20時51分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は9月12日、SOA関連製品の新ポートフォリオを発表した。

 SOA導入におけるライフサイクル全般を管理・制御するガバナンスを提供する製品群。ビジネス資源の再利用するSOAに対する認知は広がっているが、多くのサービスモジュールが乱立するため「何がどこにあるか分からない」「再利用されていない」「サービス変更によるアプリケーションへの影響が予測できない」といった課題も明らかになってきているという。

 これら課題に対応するため、SOAガバナンスを確立する「HP Systinet 2.51」、SOA管理の「HP SOA Manager 2.5」を新たに提供する。

 HP Systinet 2.51は、SOAのポリシー、サービスの記述などを保管し登録や検索ができるほか、サービス利用者やポリシーなどを管理することでSOA全体のガバナンスを可能にする。また、HP SOA Manager 2.5は、サービスの組み合わせからなる複合的なアプリケーション単位でSOA実行環境を可視化、運用時のポリシーの適用を実施する。

 価格は、HP Systinet 2.51が840万円、HP SOA Manager 2.5が533万7150円。販売開始は10月1日。

 そのほか、9月3日に販売を開始しているSOA品質を確保するための製品として「HP Service Test 9.0」「HP TestDirector for Quality Center 9.2 with Service Test Management」をポートフォリオにラインアップしている。

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