ネットスプリングは、LAN認証ゲートウェイ「FEREC 520」「同720」に対応した統合管理アプライアンス「Center2」を発表した。
ネットスプリングは9月27日、LAN認証ゲートウェイ「FEREC 520」「同720」複数台を一括管理するアプライアンス「Center2」を発表した。2008年1月下旬から出荷開始する。価格はオープン。
FERECは、ネットワーク内部からのアクセスをユーザー単位で認証し、不正アクセスなどによる情報漏えいを防止するアプライアンスである。ユーザーはWebブラウザ起動時に表示される認証画面でIDとパスワードを入力。ネットワーク利用には、内部で発行されるアカウント認証のほか、LDAPやRADIUSなどの外部認証を通過する必要がある。
Center2は、最新バージョンに当たる2.0系のFEREC 520、同720に対応した管理機器。最新版では最大50台までのFERECを集中管理できるようになった。ネットワーク内のFERECを登録することで、Webブラウザ上でそれぞれの稼働状況、ログインユーザー、ログ履歴などを一括管理するほか、各機器の個別設定も可能であるという。
FEREC 520では125ユーザー、同720では250ユーザーが同時接続できる。
これまで教育機関を中心に、医療機関や公共機関などで導入実績がある。
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