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» 2007年10月01日 08時00分 公開

初心者歓迎! ITIL連載講座:「構成管理」への理解を深める (1/3)

今回は、IITLの中でも根幹を担う「構成管理」について解説する。

[谷誠之,ITmedia]

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「CMDB/CI/属性」について理解しておく

 この3つの用語は、ITILの構成管理に関しては基本中の基本である。決して難しい概念ではないので、この機会に覚えてほしい。

 まずは「CMDB(Configuration Management Database):構成管理データベース」から。これは、社内のITインフラを構成するハードウェアやソフトウェアの詳細な情報を管理しておくデータベースのことである。重要なのは、CMDBにはハードウェアやソフトウェアだけでなく、ITインフラを構成するために必要なさまざまな文書の情報も管理しておく点だ。ハードウェアやソフトウェアのマニュアルや外部サプライヤとの契約書、何らかのトラブルが発生したときの手順書、連絡網など、ITインフラを維持・管理するために必要な文書は少なくない。これらの文書が、どこにどのようなものがあり、バージョンはいくつで、責任者は誰なのか、といった情報も管理する必要がある。

 CMDBにおいて管理すべき項目が、「CI(Configuration Item:構成アイテム)」である。CIとは、ITインフラを構成している要素のことである。ITILに基づくIT運用管理を適切に行うためには、CMDBにおいてCIをどの範囲で、どの程度の細かさで登録しておくか、を定めておくことが重要だ。

 このCIを管理するにあたって、個々のCIを特定したり、CIを説明したりするのが「属性」である。属性は、CIの名前やバージョン番号、ハードウェアなのかソフトウェアなのか文書なのか、といったことを表すカテゴリー、設置(保管)場所、責任者、使用開始日、現在のステータス(稼働中、テスト中、故障中など)などが挙げられる。

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