アプティ、液晶モニターの背面に取り付け可能なシンクライアント発売

アプティは、従来機種に比べて設置面積を6割以上縮小させた小型のシンクライアント端末を発売した。

» 2007年10月02日 15時42分 公開
[ITmedia]

 アプティは10月2日、従来機種に比べて設置面積を6割以上縮小したデスクトップ型シンクライアント端末「SecureTerminal T311E、T311EM」を発売した。

 新製品は、横67×奥行き148ミリメートルのスペースに設置でき、従来機種「T511」と比べて設置面積で約63%の縮小化を実現。オプションの金具を利用してVESA規格のディスプレイの背面に設置できる。消費電力も従来比3分の1となる約6.5ワットとなる。

T311シリーズ

 IBMメインフレームおよびIBM System i5(iSeries、AS/400)の端末エミュレータを搭載し、T311EMではプリンタセッションにも対応する。同機はサーバベースコンピューティングのシンクライアント端末としてMicrosoftのターミナルサービス、Citrix Systemsの「Citrix Presentation Server」、GraphOnの「GO-Global」、Propalmsの「Propalms TSE」、2Xの「2X ApplicationServer」の各システムでも利用できる。

 価格はオープンで、同社では販売初年度に2万台、2011年度に7万5000台の利用を見込んでいる。

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