Trend Microも、Safari 3.0.3の問題を確認したと伝えている。
セキュリティ企業のTrend Microは10月8日、AppleのブラウザSafari 3.0.3に関する脆弱性情報がセキュリティ情報サイトに掲載されたと報告した。
Safari 3パブリックベータ(英語版)はMac OS XとWindows XP/Vista向けに、6月にリリースされた。このほど公開された情報によれば、バージョン3.0.3にはローカルゾーンから外部のドメインにアクセスできてしまう問題があるという。
Trend Microでも、Webサイトにiframeタグを使って仕掛けられたファイルが、Windows版のSafari 3.0.3で自動的にダウンロードされてしまうことを確認したという。IEやFirefoxではファイルをダウンロードする際に警告メッセージが表示されるのに対し、Safari 3.0.3では何の表示も出なかったとしている。
現時点で、iPhone 1.0.2でも同じ現象が起きることが判明したと、Trend Microは伝えている。
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