Sun、「UltraSPARC T2」プロセッサ搭載サーバを開発

8月に発表されたUltraSPARC T2プロセッサ(コードネーム「Niagara 2」)搭載のサーバ2機種と、サーバモジュール1機種が登場。

» 2007年10月10日 08時26分 公開
[ITmedia]

 米Sun Microsystemsは10月9日、「UltraSPARC T2」プロセッサを搭載したサーバおよびブレードサーバモジュールを発表した。

Sun SPARC Enterprise T5220

 「Sun SPARC Enterprise T5120/T5220」サーバはUltraSPARC T2を搭載した初のサーバ。同社によれば、Power 6プロセッサ搭載のIBM p570サーバと比較すると、必要なスペースは4分の1、コストも約4分の1程度という。Solaris 10を搭載、オープンソースの仮想化技術Solaris ContainersおよびLogical Domains(LDoms)によってシステムの使用率を高め、新しいITサービス提供のコストを下げることができるとしている。

 価格はT5120が1万3995ドルから、T5220が1万4995ドルから。

 「Sun Blade T6320」サーバモジュールは、Sun Blade 6000ファミリーの新製品。シングルソケットブレードとしては、従来モデルより消費電力が30%近く少なく、大規模なマルチノード構成向けに最適化されている。ほかのCPUやOSを搭載したモジュールと組み合わせ、同じ筐体内に収容することができる。

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