Lotus Notesに複数の深刻な脆弱性

悪用されると任意のコードを実行されたり情報が流出したりする可能性がある。

» 2007年10月24日 09時22分 公開
[ITmedia]

 IBMのLotus Notesに複数の深刻な脆弱性が報告された。Secuniaのアドバイザリーによると、脆弱性は、Micrsoft WordやAdobe Acrobat FrameMakerといった各種サードパーティーのファイルを閲覧するためのビューワのエラーのほか、HTMLメッセージの解析、ECL(Execution Control List)のエラー、共有メモリの不適切なパーミッションなどに起因する。

 これら脆弱性を悪用されると、任意のコードを実行されたり情報が流出する可能性がある。

 影響を受けるのはIBM Lotus Notes 6.xと7.x。バージョン7.0.3か8.0にアップグレードすることで対処できる。ただし、WordPerfectのファイルビューワ(wp6sr.dll)のエラーは8.0でも解消されておらず、IBMはバージョン8.0.1で対処する予定だという。

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